2017年10月16日月曜日

[メモ]
昭和44年3月6日 泰淳さん“選奨”辞退の弁(昭和毎日)
http://showa.mainichi.jp/comeback/2009/03/post-9ade.html
 辞退の理由について武田氏は「お受けしたくないからお受けしない」と語るばかり。「ぼくはずっと賞とは無縁できたんだ。これからも無縁でいたいんだよ」とこぼし、「ぼくはもらわなくてもいいんだよ。ほかの人がたくさんもらってくれれば、それでいいんだよ」と笑ったという。その後、73年に「快楽」で初めての賞となる日本文学大賞を、76年には「目まいのする散歩」で野間文芸賞を受賞し、同年10月に死去した。