UFC216、ファーガソンvs.リー。
ファーガソンの攻撃パターンは二段階。リーチの長さとスピードを活かしたスナップや肘、あるいは柔軟なボディワークを最大限に用いた変則的なスタイルで相手を追い詰め弱らせた後、グラウンドに持ち込みダースチョーク。この展開が必勝パターン。
おそらく今回もリーが強力なレスラーであるということを念頭に、最初のラウンドで力を使わせた後で追い詰めてゆくという戦略を取ったと思われる。リーのフィジカルはファイト以前の予想よりもはるかに強力に見えた。しかしラバーガード等の10thプラネットで鍛えた動きで三角を極めきったのは、やはり引き出しの数と経験の差が出たと言える。